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先日3泊で長崎まで行ってきました。ポテトを連れて、車で往復1500キロの旅でした。
12年前に我が家に迎えたポテトは滋賀県の平成犬舎で産まれた9頭の中の子です。1頭がおそらく実猟犬として残され、3頭が神戸の山陽ペットガーデンに移され、あとの子はどこに迎えられたのか、わかりませんでした。
数年前にインスタで、ジャーマンポインターハッシュタグで検索すると、なんと!長崎に同じ誕生日!小梅ちゃんと言う姉妹を発見!すぐに連絡を取りました。長崎と神戸 小梅ちゃんは、車が苦手で、近距離も移動は無理だということで、昨年5月に小梅ちゃんの父ちゃん母ちゃんが飛行機で長崎からポテトに会いに来てくださいました。もっと早く出会いたかった。 
ジャーマンポインターの平均寿命は12年と言われていました。幸いポテトも小梅ちゃんも、元気でこの6月9日には12歳の誕生日を迎えます。なんとしても、二人を会わせたい、一緒に12歳お誕生日を祝いたい、それに、うちは、もう一頭神戸に姉妹ももちゃんに早い時期に出会えて、他にもジューマンポインターとの交流経験がありますが、小梅ちゃんのご家族は長崎で一度もポインターにあったことが無いそうで、それはますます、ドライブ大好きなポテトを連れて行かねば…と「次は長崎にポテトを連れて行きます!」と昨年お別れする時に宣言してしまいました。(笑)そう。後からナビで距離を調べて愕然。行けるのか?
クレート拒否のポテトは、神戸から九州へのフェリーなんか無理!方法は車でひたすら長崎目指すしかない。犬が泊まれるホテルも無理。
さあどうする?父ちゃんが何やかや検索して、あ!これだ!神戸から淡路島渡り、淡路島から四国に渡り、四国から九州に渡れば、フェリーも短時間で車の中にポテトいればいいし、行けるぞ!
と言うわけで、西日本横断の旅、有馬温泉から長崎に は叶いました。行き帰りには貸し別荘で、クレート無しで一泊ずつ。長崎は小梅ちゃんちに泊めていただき。
対面した二人はとてもいい感じ。優しい小梅ちゃんに受け入れられ、ポテトは我が家のようにくつろぎがせていただきました。

オーダーのスマホケースが仕上がりました。
こんな精密な仕事もします。(笑)
スマホは機種により微妙にサイズが違うから難しい。実は最後の段階で、プラスティックケースをアロンアルファでつける時に二ミリほど位置がずれてしまって、うわ!貼り直しもできず。。。また革の裁断からやり直しました。(泣)スマホケースはしっかりしたものでないといけないので、革の間にプラスティックの板をカットして挟み込んでいます。それも一ミリでもサイズが違うと革の形が崩れたりするので、難しいです。でもこれでばっちり。
以前はカメラ用の穴を空けたケースをつくっていましたが、これは、本体をスライドする付属部品をつけているので、スルッと押し出して写真を撮る仕組みです。
この方がレンズの保護にもなりますし、かっこいいです

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オーダー頂いていたメンズバッグです。こんな形で送らせていただきました。そして、「思ったっ通りのものでした。」と、お礼のメールをいただきました。嬉しいです。。。。
今回のバッグのイメージは、深い森でした。お会いしたことがない方ですが、今まで買ってくださったものでどういう好みであるかは把握できています。オーダー頂いた際に描かれているイメージもお聞きしました。何より頂いた1枚の緑の不思議な写真が私の創作意欲をぐんと掻き立ててくれました。あとは何を入れるからどんなポケットがほしいとか、具体的なご希望もお聞きしました。絵を描くようなつくり方をするわたしなので、そんな風にイメージを風景写真などで見せていただくとつくりやすいですね。一点もの作家なので、記録は残しますが、革を広げて

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一気に仕上ていきます。そんな仕事の仕方が男性にも喜んでいただけるのか、最近男性からのオーダーが増えています。今朝は顧客の男性からお財布のオーダーが入りました。さあどんなお財布になるかな。。。。

私はマツコさんが結構好きです。友人にもゲイの子がいるのですが、ゲイの人は性を越えた感性、バランスの良い感性を持っておられる方が多いような気がします。そんなマツコさんが先日テレビでおっしゃっていたそうです。結婚を焦る女性に向かっての言葉だったそうですが。「絶対的に孤独を埋めてくれる存在なんかない。」

たしかにそうです。その通りだと思います。私の年になると、離婚した人、夫に先立たれた人など、パートナーがいない人から、私が夫婦で暮らしている事を羨ましがられる事があります。確かに気心がしれた人と、しかも力仕事ができる男性がそばにいるのはこころ強いかもしれません。でも寂しさに関して言えば、人はみないつか一人になり死んでいくのだから、それは、早いか遅いかの違いであり、寂しい時間の長さは違うかもしれないが、その寂しさは自分から減らしていくことはできると思っているのです。
病気一つしない私も、このところ同じような世代の方が亡くなる事が珍しくなくなり、いつ、いきなり私が死んだり、連れ合いに先立たれたりするかわからないリアリティが出てきました。
先日地球の反対側から私に会いに来てくださった方がいます。不思議な時間でした。もし、snsが無ければ出会うこともない、でも、同じ世界に住み、同じ女性として、オシャレが好きで、アートが好きで、なんの違和感も無く話し、笑いあえました。私はこれからの人生、できるだけ沢山の人とあの日のような時間を過ごしていきたいと思います。過去を思い出して寂しがるより、明日は今日より新しいのだから、新しいページは自分から会いたい人と過ごして埋めていきたいと思っています。

新緑の気持ちのいい季節になりました。アトリエ訪問、リクエストお待ちしております。

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こんなグリーンをいただきました。名前はアグラオモルファコロナンス

覚えられないね。好みのパワフルな感じの植物。ありがとう!Kちゃん。

リノベが終わって、お客様が来てくださることが増えました。

そして、すごく居心地がいいとか、ここはどこの国?って言われるのがうれしいです。

隅から隅までこだわってつくりあげたので、毎日住んでいるのが心地よくてますます出不精になってます。

こちらからも告知しておりますが、アトリエでは過去の作品がいろいろ見ることと、お安く購入もできるようにしています。新作のお財布も販売する予定です。ご希望の日を言ってくだされば日程調整いたします。お気軽ににご訪問いただけたら幸いです。

T氏、時々来てボチボチ仕上げてくれはります〜(笑)作品棚つきました〜
彼にリノベーションを依頼してから
いつの間にか10ヶ月の時が経つのだ。
時間がかかるということは、理解し合える間(ま)を持てるということでもあります。急がば回れで、その間に生まれた発想もあり。
なんでも効率優先の時代に、アンチなリノベーション。
私たちクリエイティブな人間は隙間や無駄にこそ、宝を見出したり、創り出したりする力があるのだから。
右は私がバッグをつくり始めた第一回目の個展の作品の一つ。小学校の図工講師をしていた私が得意だった木工作。呑んだワインのコルク栓で持ち手。左は抽象画家中島麦さんとのコラボ試作品。

アトリエ訪問の予約、ぼちぼち入ってきました。只今のところ、4月20日 23日に予約入ってます。ご都合の良い日をお知らせ下さい。お返事をさせていただきます。フェイスブックやインスタをされている方はメッセージからお願いします。このブログを読んでくださっている方はプロフィールにある連絡先にメールでお願いいたします。

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砂の枝という名前の財布が今日完成しました!

とにかく美しい革の端っこだったので、その形を生かすことからスタートしました。

マチ幅に余裕をもたせているので、たっぷり入ります。

世は電子マネー化を進めているようですが、私はしっかり存在感のある長財布を持ち歩いています。なぜなら、絶対に無くさないから。落としてもドスンと音がします。笑

もちろんデザインに凝っているので、お支払いの時、いつも注目されます。

この財布、本体には飾りをつけず、ファスナーの先にチェーンとアンティークボタンをつけました。アンティークボタンは裏表2個つけていますが、メインは1920年頃のパリのアンティークボタンです。鳥のボタンは手に入りにくいです。特にこの大きなサイズは。この財布は今回のアトリエリニューアルの記念につくりました。アトリエに来て手にとって見ていただけたらsolusのお財布の感じがわかっていただけると思ってつくりました。楽しかった、、、久しぶりのお財布制作。

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