ポテトの食事。朝夕二回のドッグフード以外には、たとえばふかし芋かりんごをおやつにやるくらいで、後は、食後に牛皮のガムを与えてきました。夏の間は食欲が普通だったせいか(決して食欲が「ない」ということはありえない)、ガムは食べるというより、運んだり、くわえては投げて取ったり一人遊びのいいおもちゃにしていました。涼しくなるとまた「くちゃくちゃ」おいしそうに食べ始めました。遊ぶのも食べるのも楽しくて、ポテトにとってはなくてはならない宝物。ところが、その大好きなガムがお店から消えました。ショック。いつも食器棚の上においてある箱から取ってやっていたので、ポテトは毎日食後に食器棚の上を見上げて、祈るように「クウーン」と悲しげにねだります。「もう、ガムはないの!」と言ってもわからないのです。空っぽの箱を見せて「ほら、ないでしょ?」
それでも、ポテトは食器棚の上を見つめて「クウン」
それなら、見てごらん、ほんまにないんやから!お父さんに抱っこしてもらって、自分の目で確かめな!


一生懸命食器棚の上を熱心に見ていたポテト。学習した?いいえ。また夕ごはんのあと、「クウン」と一点凝視。そして、「見るか?」と抱き寄せたら、さっさと肩に手をかけて抱っこされてまた食器棚の上をチェック。ほんま、なんとかしてよ。しつこいわ。