2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なかなか手のかかる作業でした。 パリの古いボタンはシートに付いたままのデッドストックだったので、24個ありましたが、ボタン穴に針が通らなくて細錐で穴を広げていたら、一個割れてしまいました。ああ、これ以上壊れたら困る!首周りをぐるっとぎっしり…

急ぎではないので・・とか、お手すきの時でいいので・・とか言って頂いても、ぜったいすぐに取り掛かってしまう私。なんかね、できないんですよ、しなくてはいけないことを後に伸ばすのが。気になることはすぐにしたいっていうのが本音かな。なんとかしてう…

今日はアトリエにお客様訪問でした。有馬温泉街を散歩&ランチもご一緒させていただきました。 バッグの使い勝手の改良ご希望と、ネックドレスを腰に巻いて使えるようにリメイクご希望とそれから、アトリエの革を見ていただいてのオーダーも。いつもsolusを…

次のバッグは肩ストラップが めんどくさい奴です。 多少手がかかるとか ややこしい奴 好きかも知れん。 めちゃくちゃめんどくさいとか めちゃくちゃややこしいは かなんよ、もちろん。 そやね、育てる楽しみがある位がよろし。 頑固はあかんな。 何の話や〜 …

イタリアから来た仔山羊の革 この色も肌触りも大好きです。 革の特質を活かしたバッグが仕上がったと思います。 ストラップは縫いにくかったけれど、太い糸で縫って糸目をアクセントにしたことが成功したと思います。でも、真っ直ぐにして縫い目を目立たすこ…

五月のイベントに向けてバッグを何点かつくります。テーマがダークなので、明るいイメージの作品はつくりません。笑。 バッグにつける飾りにはやはりDARK HALFの猫が登場しがち。といっても、私は決して、今の猫ブームに乗る気はないですよー。たまたま猫な…

梅田にちょこっと。阪急で開催中のジュエリーイベントに。松村拓さん。ブランド名は13。まゆちゃんが販売担当です。 松村さんは椿が京都造形大学の改革でつくったジュエリー科の学生でした。ラティオというブランドで学生時代から伊勢丹デビューされていま…

今夜縫い上がりました。ストラップが思いの外縫いにくかったなあ。山羊の革は鞣し方によっては扱いが難しいです。でもこうやって、折り紙のように畳むと、カチッとしてそれでいて崩れるところは崩れて、面白いフォルムになります。羊のクタクタ感とはまた違…

滲む色合いの革。この革はすごく好きで何回かに分けてたくさん買いました。今までバッグやアクセサリーにして使いました。一枚一枚が手染めなので、全部違う印象なのです。石の肌のように見えたり、雨空に見えたり、なんとも魅力的な革です。今回は、梅雨空…

瀬戸内芸術祭の小豆島町プロデューサーとして、ここ数年ほんと忙しかった椿。家に戻っても深夜までパソコン前で仕事。瀬戸芸がやっとスタートして、彼の大きな勤めは一段落。今日はやっとやっとの休暇です。かと言って、いざ休みになっても何をしていいか、…

こんな仕事も時々します。 とっても素敵なシルバーアクセサリーなんですが、チョーカーとしてここから付いているストラップがちょっと好きじゃない・・とのことで、お受けしました。さあ、どういうふうにしようかな。いろいろ考えてみました。まず、キツネか…

儚くて、それでいて強い。真逆の表現です。 そんなストールです。 1800年後期のアンティークレースはとても繊細です。陽炎のようなレースです。黒い雨雲をイメージした革を縫い付けました。縫いにくかったです。華奢なレースに革を縫い付けるなんて、普…

滲む・・・・というイメージ 蚤の市で買ったパリの1800年代の薄いレースを思い出しました。すごく繊細なので、扱いはデリケートにしなくてはいけませんが、お洒落ってそんなリスクを覚悟でも身に着けたいって思うものでなくちゃ。薄い革を切って、レース…

今日は制作を休んで、仕事仲間のアトリエでフリーマーケットを開催してきました。そして、私がゲットしたものの一つがこのスカジャンです。面白いですね。この歳になってスカジャンデビュー。こんな仕事をしていなかったら、こんな出会いもなかっただろうな…

DARK HALF CAT の纏うバッグ。 ニャンコのつけ位置を変えたらイメージ通りにうまくいきました。はじめはフラップ、つまりバッグのかぶせにつけようと考えていましたが、このバッグ、羊の皮がとっても柔らかくて、トロンとした質感が美しく、フラップのトロン…

ニャンコのバッグ、むずかしい。 トロントロンの羊革を一枚切らずに縫いあげて使う。トロントロンであるゆえ生まれる面白いフォルム・・簡単なようでむずかしい。ニャンコを付ける場所をはじめの案から変えてみる。うん、ここかな。 見て心地よいだけでなく…

テーマが「滲みる」なので、選ぶ革が難しい。そして、つけるアクセサリー素材も難しい。限定される。キラキラ光るものは使えない。そう、こんな燻し加工はいい感じ。 三木陽子さんのDARK HALFの猫。今までネックドレスなどにつけて仕上げてきました。今回は…

今日は大阪芸大の現役在学生で会社を立ち上げ、ウェブマガジンをつくって学生の支援活動をしている男子からの依頼で一時間ほど梅田でインタビューを受けました。50過ぎてからクリエイターとして活動している私の話が学生にどんなお役に立てるか?とも思った…

アンティークレースブレスレット仕上がりました。 このレースを阪急の催事場で見た時は、もうこのイメージが頭に浮かんでしまって、ガツンとやられた感じでした。でも、ちょっとお高いレースだったので悩みましたが、横にいたくろちゃんが「これ、買いでしょ…

イベントまで後二ヶ月と少しになったのに、なんだか余裕な暮らしをしています。そう、次回はそんなにもりもりにたくさん出展しないつもりなのです。じっくりとテーマに沿ったものをつくります。先日のクラッチと同時進行のストール的巻きもので現在二点。そ…

今日も梅田阪急に出陣 レースやファー、いいものゲットしましたよ。 フランスフェアは年々出店者が増えて一日では見て回れないほどの内容です。そうですね、もうわざわざ、パリやロンドンに買い付けに行くより割安かもしれない。お気に入りのアンティークシ…

バッグやアクセサリーを創りだして12年。solusという名前になって10年。この一ヶ月ほど、時間に余裕ができたので、アトリエの素材や過去の作品の整理をしています。東京に長い間委託していた時期のものは色が焼けたりして使いものにならないものがあるの…

毎年楽しみにしている梅田阪急のフランスフェア。初日に行ってきましたよ。狙いはレース、バックルなどの素材です。レースは今までかなり集めてきているので、今日は持ってないテイストのものを二点ゲットしました。そして、銀座からいらしてるアンティーク…

山羊の革は強くて好きです。 左の二枚はイタリア製、右のは姫路のタンナーのもの。 バッグにするには少し小さいのですが、お財布には最適です。 この中から選んで頂いて、男性のお財布をつくります。 選ばれたのは右のつや消し。私も一番好きかもしれません。…

「滲む」第一作目です。 テーマは「滲む」なんですよ。田川さんらしく今回もポエティックなテーマです。 床革に蝋がどっぷり。抽象画のような仕上がりです。 シンプルなクラッチですが、ちゃんと内ポケットもついています。もちろん革の内ポケットです。私物…

クラッチバッグです。革はすごく激しい加工のものです。床革ってわかりますか?革って表が銀面というのですがそちらを削ぎとったものを床革と言います。もちろん、わざわざ床革をつくるのではなく、薄い革を作る場合、漉きの工程で残るのが床革なんです。床…

真面目な私はいつもイベントの半年前くらいから制作するんですが、 5月のイベントは、革などの素材をテーマにそって集めただけで、まだ制作にとりかかっていません。なぜ?これからsolusのやり方を少し変えていこうと考えているのもあります。イベントは幸…

注文が多いお客です。笑。椿のトートバッグ、やっぱり口に留めがほしいとな。新幹線で寝るから、財布取られたらアカンし・・・・って。そんなん、気をつけろよな。それから、今まで私のバッグを貸していたのですが、それについていた、キーホルダーを下げる…

昨日お話したアドさんは、アメリカ在住なので、アンティーク、ビンテージボタンは簡単に手に入るとのことでした。羨ましい。私はかつてパリやロンドンに行って蚤の市やボタンやさんを回って集めたり、10年位前からネットのアンティークショップなどで集めて…

今日は梅田の蔦屋に行ってきました。 三木さんの展示はブックストアのどまんなかで。 三木さんの作品はこんな知的な空間にあると水を得た魚のようです。彼女のオブジェは、住空間にこんなふうにふつうにあって、ちょっと刺激ある存在として心地のよいものだ…