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昨日お話したアドさんは、アメリカ在住なので、アンティーク、ビンテージボタンは簡単に手に入るとのことでした。羨ましい。私はかつてパリやロンドンに行って蚤の市やボタンやさんを回って集めたり、10年位前からネットのアンティークショップなどで集めてきました。その頃は日本のアンティークショップでもメタルボタンが2000円位で手に入ったのですが、だんだんモノ自体がなくなってきて、倍、三倍の価格になっています。ネットショップでは大きなメタルボタンなどはもう無いです。有名なアンティークボタンやさんのホームページや催事では見れますが、今は大きなメタルボタンなら一万円を超えるものもザラ。いやもうびっくりポンです。それをそのまま下げてネックレスにするとかならいいのですが、私のような仕事の素材に使うには採算があわなさすぎて。。。。で、最近は海外のオークションに手を広げています。しかし、高い！手数料など入れたら結局落札価格の何倍にもなります。そして、本当に欲しいレベルのものが買えない。これは説明には1800年後半から1900年初頭と書いていましたが、届いたものを見ると、もう少し新しい気がします。しかし、現行モノで、もはやこんなものを作る人はいないだろうし、値打ちはあります。バカバカしいほどインパクトが強いボタンです。なんかすごくキッチュな作品に使いたいです。手に入れたものによって、今までとは違う新しい仕事へと私は導かれていきます。決して一つの作風だけに凝り固まらない、柔らかい創造力をいつまでも持ち続けたいですね。イメージは下りてくるもの。