tsubaki_style2010-06-24


友人のtさんが先日お母様を亡くされて、悲しみに耽る暇もなく、お舅さんの介護や、お母様のお寺の雑事などでお疲れの様子なので、今日は有馬のお食事どころにお誘いして、二人でささやかな慰安会をしました。新鮮な素材を生かした素朴な会席です。
お母さんの最期を思い出して、ぼろぼろと涙をこぼされるTさん。Tさんのお母様は、誰からも愛されるおおらかでかわいいおばあちゃんでした。母として、そうありたいと思う理想的なお母様でした。親を送ることが多い私たちの世代です。
夕方には仕上がったお財布を受け取りに、Tさんがお仕事の帰りに寄ってくださいました。そこに、クアラントットのあいかさんからメールが・・・・。
よく来られる有馬の山沿いのコーヒーショップに旦那様Fさんと来られているとのこと。Tさんは、そもそも、Fさんのご紹介でsolusに来て下さるようになった方。ぜひ、いらして!とメールを返し、Tさん、Fさん、あいかさんがアトリエに揃うことになりました。
あいかさん、Fさんとゆっくりお話ができて楽しいひと時を過ごしました。人として、クリエイターとして、人にものを買っていただく立場として・・・あるべき姿、そうありたい姿。そんな話。私が知っているご夫婦の中で3本の指に入る素敵なカップルです。ふと、私たちの若いころを思いだすような、やり取りに微笑んでしまいます。あいかさん、しっかりご自分好みの革を合わせて、楽しいオーダーをいただきました。Fさんもちょっとチャレンジのトートバッグ・オーダーです。
オープンカーでおぼろ月の有馬から六甲山を超えてお帰りの姿。暗くて残念。カッコよさがいまいち見えないか?