tsubaki_style2010-11-03

文化の日、なかなか文化的な一日を過ごしましたよ。
朝からJRで京都に!
女子校時代の友人Nさんが嫁がれた老舗茶道具屋・龍善堂さんが参加されている京都の老舗の展示会・洛趣会と京都駅の美術館で開かれているブリューゲル展を見るのがメインの目的です。
人ごみが嫌いな私が、観光客でいっぱいの祭日の京都に行くなんて、画期的なことです。
ブリューゲル展は見ごたえがありました。大学時代から大好きなブリューゲル、今は目が悪くなって暗いギャラリーではめがねなしでブリューゲルの世界を隅々まで楽しむことができなくなっていました。
さて、洛趣会の開催場所、東山の泉涌寺に着くと長い長い行列が!秋の京都はどこも人・人・人。展示の中では、龍善堂さんが一番素敵でした。Nさんのお父様が描かれた七福神の絵が最高でした。ご主人の洗練された眼で選ばれた道具はどれもほのぼのとした暖かさと上品な色気が漂っていました。
その後、錦市場に向かい、有次で革包丁を購入。丁寧に砥ぎ上げ、名前をいれて下さいました。

前から欲しかったおろし金も買いました。こちらには椿と名前を入れてもらいました。
街中は中国からの団体さんもいて、とにかくすごい人。バスはほとんど進みません。人を掻き分けて進むだけでエネルギー使ってしまう。

帰ってから、なんとも美しい手仕事の道具を眺めながら、一保堂の炒り番茶で、洛趣会でいただいたとらやのお饅頭をいただきました。