tsubaki_style2011-03-13

今日はここまで進みました。
昨日裁断したパーツを、さらにきちんとミリ単位で正確に切りそろえ、裏の毛羽を押さえる処理をして、小さな傷をオイルでカバーして、ストラップを張り合わせ、付属ポーチのファスナーをつけ、飾り留めをつくり。。。
この次の作業は、縁をそいだり、目打ちをしたりです。それはまた明日。
今回はしっかりしたヌメ革なので、一枚仕立てにします。
目打ちは少し力が要りますね。
今kewに並んでいるものと、このバッグのようにフルオーダーのものとはテイストが違うことがあります。オーダーのものは、「こんなバッグがほしい。」というお客様の描かれたイメージに沿ってつくらせていただくからです。それだけに、「こんな色合わせもありか。」とか、「こんな形も結構使いやすいんだ〜。」とか、思わぬ発見をさせていただくことが多いです。もちろんsolusに興味を持ってきてくださったからには、solusらしいところをちょこっと付け加えさせていただきますよ。このバッグにはボタンの留めのところですね。「こんなのつけたらどうですか?」ってお聞きしたときに、「うわあ、それ、いいですね!」って言ってくださったときはとってもうれしいです。でも、「ううん、どうしようかな・・・」っていわれても、めげませんよ。「じゃあ、これは?」「これは?」って、いくらでも。考えるのは大好きですから。お客様の感性と私の感性が寄り合ってピッタンとくっついた瞬間、最高の喜びです。