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今日からソウルで展覧会のtsubakiは毎度毎度の泥縄状態。
夜中三時過ぎまでパソコンに向かって準備をして、朝六時に発ちました。本当に休みのない毎日でも、自分が思うことをしているので、幸せなようです。考えてみたら、若いころは女子校のバスケット部の顧問で休みのない生活、子どもとゆっくりどこかに行くのは一年に一回だけ。それでも、息子たち、特に長男はお父さんが好きだった。二歳のころからいつもアトリエでお父さんのまねをしていた長男。次男が生まれて私が忙しかったころはバスケットの部活にまで付いていって。芸術的な才能は小さいころからあったのですが、両親ともの考えは、若いころは勉強できることはしっかりしたほうがいいと、あえて、美術の勉強はさせませんでした。でも、気がつけば結局今はクリエイティブな仕事にかかわっています。かえるの子はかえる・・・というやつですね。
今日は神戸にプレゼンにきたというので、突然の誘いでランチをしました。国際会館の11階のトゥーストゥースのテラスは、涼しい風がそよぎ、野鳥も遊びに来ています。「神戸はいい街やなあ。」二人揃っての言葉。18歳までしかいなかったのに、やっぱり神戸が好きみたい。
子育てはとことんエネルギーが要ったけれど、いつのまにか、大人同士でこうして楽しい時間を過ごせるのは何よりのしあわせ。
29年前の7月27日。彼を産んだ次の日に梅雨が明けました。あの日にはこんな日が来ることを想像できなかった。生きていると楽しいなあ。がんばろ。