今夜は神戸で復活ウルフルズのライブ。前から4列目中央という最高の席で楽しんできました。

ウルフルズが好きになってもう23年。楽曲の面白さはとにかくのこと、あの当時のウルフルズのはちゃめちゃなプロモーションビデオにはまり、トータスさんのソウルミュージック好きと、ファッションセンスに共感して、さらに好きになってはまっていきました。そして、後にウルフルズが解散して、がっかりしたけれど、彼のソロ活動もまたそれはそれでよかった。とくにウルフルズが解散した後の彼の落ち込み、ナーバスな精神状態からの楽曲つくりは、少しダークで後ろ向きで切なく、ものつくりをする人間の琴線にビンビンしました。あのころはとても貴重なすばらしい作品が生まれた、結果としてよかった時間だったような気がする。特に私が好きなのは「FIRST」という名前のアルバム。だけど、一人になったことの不安から数年たって気持が安定に入ったころの彼のつくる音楽は正直あまり好きではなかった。彼のウルフルズ時代のやんちゃな馬鹿くさいまでのはっちゃけ感もなく、苦悩している真摯な心のひだも見えず。そこで、一昨年の夏の播磨でのライブにギターのケイスケがサプライズで出てきて。。。ああ、もしかして復活?・・・・その予見は的中して、その半年後にウルフルズは復活しました。今日のライブはトータスさんが言ったようにたしかに「リハビリ」ライブでした。ウルフルズとして再起動して今はまだリハビリ中。ああ・・いいなあ。もう中年といわれる世代の彼らがまだまだこれから成長していく余裕を見せてくれたこと。とにかく楽しませてくれるめんどくさくややこしい男、松本さん。好きです。今夜のオリジナルコスチュームも良かった。性格が悪いとか、色々叩かれていたけれど、いいじゃないですか?才能いっぱいあるし、こんなにたくさんの人に幸せな時間をくれるんだから。立ち見もいっぱい。すごい盛況でした。私も最近思うのです。いい人だと思われたいという、誰にもある気持ち。それに縛られないで、いいしごとをして、いい人間関係を大切にしていれば、それでいいじゃないかと。