tsubaki_style2015-06-27

舟越桂さんにお会いするのは横浜トリエンナーレのバッタ以来。もう13年?14年ぶりでしょうか。椿のこの度の著書の中にも舟越さんのインタビュー記事がありますが、椿とは全く違うタイプの芸術家でありますが、30歳代の頃のアメリカで開催された話題の展覧会アゲインストネイチャー展からのいわば戦友のような二人。この度、関西で初の個展となる「舟越桂 私の中のスフィンクス」のオープニングに兵庫県立美術館まで行ってきました。遠方の仕事までに数時間ある椿と何とか駆けつけられて良かったです。舟越さんの作品はテクスチャー好きの私にとって、思わず手を触れてみたくなるゾクゾクするような豊かな表情の木肌。作品としてはアゲインストの頃のものが一番好きですが、どの時代のものも、あの独特の透明感のある眼差しにグッと魂を鷲掴みされる感じがします。きっと毎日たくさんの方が鑑賞に訪れられることでしょう。舟越さん。おめでとうございます!