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レースを使うのが好きです。が、フリフリな感じで甘い使い方は得意ではないです。クラシックで、甘辛なものが好き。
昨日神戸の古着屋さんで出会った昭和のデッドストックレース。パリのアンティークレースには負けますが、雰囲気がありますね。日本のものつくりが一心不乱で頑張っていた頃、そしてバブルに向かっていい素材を次々に生み出していた昭和。私は子育てに一生懸命でその次代の素材を買う楽しみは経験していない。でも今こうやって３０年くらい前の素材がまた命を与えられること、しかも若い世代によって集められて・・・は嬉しい事です。あ、そうそう、おしゃれなセンスって、生まれた頃から目にしているもので育つんですよね。このレースを買った古着屋さんの若いオーナー、お祖母様がクリスチャンディオールのお針子さんだったそうです。小さいころ仕事をするお祖母ちゃんのそばで絵を描いて遊んでいたとのこと。羨ましい環境ですね。