tsubaki_style2016-09-14

次男東京に帰りました。今回の帰省はお正月以来でしたが、私とほぼ二人っきりで過ごしたので、久しぶりにゆっくり色々な話ができて、なんだか私自身も心が潤った感じがします。2歳違いの弟。小さい頃は女の子のようにおとなしく、いつも私のスカートの裾にしがみついていた子。手がかからず、個性的で自己主張が強く何かとややこしかったお兄ちゃんの影で何でもお兄ちゃんの真似をして印象が薄かったなあ。いつか本気で頑張るだろうと見守ってきたら、大学受験に失敗して・・・浪人した時に初めて真顔になって頑張り始めた。その頃は椿も仕事が忙しく、長男は既に家を出ていたので、次男の大学合格までのそれからの一年は私と二人で過ごす濃い一年だったと思う。彼が結局ドラマのように偏差値が2倍に上がって希望の大学に受かった後は6年間好きに暮らし、それからは東京にいる長男よりも帰ってこないくらいの関係。東京が嫌いだった次男も結局超難関の東京の外資系会社に就職。大きな仕事をしていたのに、自分のやりたいことは違う、ずっと続けていた音楽に絡む仕事ができるからと、あえてそこより給与の低い会社に転職。そこはさすがに私たちの子です。魂の自由を選ぶのは椿も長男も私も次男も同じなんですね。今回帰ってきたら、以前より一回り大人になって柔らかくなったような気がしました。仕事が楽しいのは何より。休んでいるのに、メールや電話で仕事をしています。嫌じゃなくて、ほっておけないんだって。小さい頃は勉強が嫌いで、お母さんの言うことなんか聞きたくなかったのに、いつの間にか考えることが何より好きで、日々成長してる。帰る前の昼ごはんは話の中で「生姜焼きが好きやなあ」と聞いたので、生姜焼きの準備をしていたら、山垣のコロッケ食べたいというので、冷凍していたものをあげてやる。お味噌汁も好きだよね。美味しいと喜んで、一応私の分も入ってるんだけどね、これほとんど次男が完食。母は息子のそんな姿を見るのが一番幸せなんです。こんなパンクな私でも年に数回は母に戻ります。