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お財布は小銭入れが縫い上がって、側面との縫い合わせです。これを次に本体と縫い合わせていきます。その前に一番重要な場所、そう、フラップ、表の顔部分の仕上げになります。うまくボタンを留める位置を合わせたり、重ねる革、毛皮のバランスを調整したり、ここは一番難しい場所です。財布は何個作ってもすべてデザインも使う素材も違うので、毎回計算通りにはいきません。図面のない仕事です。仕上がりも毎回雰囲気が変わります。全てが私の可愛い子供たちです。