■

面白い話。友達の年老いたお母さんが言うこと。「喫茶店に行ったら、紅茶頼んだらあかんで。コーヒーにせんともったいないで。」これは、明らかにティーバッグで入れたと思われる薄い色の香りのない紅茶が出て来る時、思い出す話です。さすがにインスタントコーヒーを出す喫茶店は無いでしょうから、そのお母さんの言うことは正しいのかも知れません。でも、果たして極安価なレギュラーコーヒーとティーバッグとでは、どちらが原価が安いのか怪しいものです。私はコーヒーが好きで、ブラックで飲みます。フレッシュなるものを入れたら、別の飲み物になってしまうので、ブラック党です。ところが、本当に美味しい紅茶にはミルクを入れて少しお砂糖を入れたほうが香りが立って美味しいと思います。もちろんストレートで飲む品種の紅茶は別ですが・・・。新婚旅行でスリランカに行って、紅茶の美味しさに感動しました。ヌワラエリアの紅茶工場で買った紅茶の薫り高さは、それまで飲んできたトワイニングやりプトンのものとは別格の美味しさでした。今日の写真は手ごろに買える私のお気に入りの紅茶、スリランカ直送のＵＶＡです。手作りの素朴な木箱に入っています。スリランカの優しい人々、美しい海や山を思い出します。