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セロリの葉っぱは昔は食べないものと思っていました。大学生のころ教えていた手織り教室のアメリカ人の生徒が、お弁当のパンと一緒にセロリを一本持ってきていて、葉っぱもムシャムシャ食べていたのにカルチャーショックを受けたものです。近頃は、葉っぱは野菜スープに入れて食べたりします。しかし、先日、農家の方が佃煮にして食べると聞いて、早速作ってみました。かなり育っていて硬いので、軽くゆでました。細かく刻んで、じゃこと一緒に油で炒め、しょうゆ、酒、みりん、砂糖少々で味付け。つまんでみると、一緒にいれた茎の細い部分は美味しいのですが、葉っぱは大根葉で作るより、硬くて、もうひとつ・・・・。そこで、せっかくセロリを使うんだから、大根葉とは一味違うように仕上げたい・・・・・・で、思いついたのが、仕上げに粗引きの黒コショウをふる！これがおいしい！佃煮にコショウなんて？でも、じゃこの臭みが消えて、セロリの香りが立って、本当にいけるのです。お酒のあてによし、あつご飯にのせてよし、パートナー　N　が美味しい美味しいとパクパク食べています。彼は昔はセロリが嫌いだったそうです。