tsubaki_style2006-08-05

これが私の小部屋からの眺めです。このところもう一ヶ月近く、近所以外には外出できない毎日が続いていますが、この環境は心地よく、美味しいものを食べて、いい音楽さえあれば、苦になりません。そもそも昔このあたりは、谷川が流れていて、有馬パラダイスという名前の綺麗な別荘地で、なんと、ロバに乗って一周させてくれたとか・・・・うそのような、近所のお年寄りの話です。だからでしょうか、今も裏は湿地です。葦が生えています。建築には不向きな土地なので、売りに出ていますが、まだ売れてはいません。以前は沢蟹もそこからうちに歩いてきたことがあります。モリアオガエルも住んでいて、毎年うちのテラスに来てくれたものです。去年30年ぶりくらいに大々的に草木刈りがされ、すっかり様子が変わってしまい、もう今年はかわいいモリ君は来てくれなくなりました。悲しいことです。一年経ってまた緑が復活しました。蚊の発生には悩まされますが、緑の復活にはほっとします。少しずつ野鳥や虫が帰ってきてくれています。手前の木は我が家の栗。実は梅雨が明けたころは飴玉のような大きさでしたが、毎日少しずつ大きくなっています。残念ながら、毎年虫の被害が多く食卓に登場するのはたまに程度です。品種改良されている丹波栗はやはり虫にやられやすいように思います。そばの山のしば栗はとっても小粒で食べにくいですが、毎年虫知らずです。