tsubaki_style2006-12-12

今日は、以前、母から託されたボストンバッグのリメイクをしました。「ええ革やし、もったいないし、なんかつかえへんか?」と母。気乗りがしなくて随分後回しになっていました。気乗りがしない理由は、そのバッグがきちんとし過ぎた表情(私流に言うと、まじめすぎる)で、そこからどうリメイクしたらいいか、イメージが湧かなかったのです。一泊にちょうどの大きさのボストンバッグで、母は愛用していたのですが、古くなって裏張りのビニール素材が劣化して、ぼろぼろになっていました。革自体は上質ですし、持ち手の細工もしっかりしてほつれもありません。でも、デザインがちょっと古くて、裏側を取り替えて使うほどのものでもありません。そこで、思い切って解体して、トートバッグに作り変えました。持ち手はしっかりしているので、小さなボディーには少しアンバランスですがそのままにしました。長めの持ち手を肩にかけても使えます。