tsubaki_style2007-07-20

父の入院している病院の最上階がホスピス病棟です。今日は朝から行ってそちらへの引越しです。部屋にはソファーベッドもあり、看護体制は完璧、いたれりつくせりで、母も随分楽になりそうです。私は、部屋の環境を整えるのに活躍しました。近くのコープに行って洗濯はさみの大きな物を買ってきて、ありあわせのゴムひもを使って、ナースコールボタンや、ティッシュボックスなどを手の届きやすいところに設置したり、見ないテレビを引き取ってもらって、回転テレビ台を、食器棚に換えたり・・・。機転を利かすのは得意のジャンルです。父の伸びた手足のつめも切って、やすりをかけて、足をふきあげて、手入れをしてあげました。気持ちがよくなったと嬉しそう。「こいつはがさつで、爪を切って、皮膚まで切られる」と、父は母のことを全く信用していないので、少しは役に立ったようです。今日もたくさん話して、色々な世話をさせてもらえて、幸せな一日でした。親孝行したいときには・・・・なんて言葉がありますが、こんなことしかできないけれど、今私にできることは何でもしたい、そして、できることすべてが嬉しいのです。父は、「申し訳ない」と謝ります。私は、「親やし、あたりまえやん。」と答えました。今はもう、母だけでなく、娘の私でも、安心して頼める気分になってくれています。嬉しいことです。仕事帰りに迎えに来てくれたパートナーと、病院近くのラーメン屋さんでねぎラーメンを食べて夕食にしました。何年も前から、里帰りのたびに、通って、いつも行列ができているので一度は食べてみたかったのですが、先日普通のラーメンを食べてかなり美味しかったので、今日はねぎラーメンに挑戦しました。ねぎは、京都の名産、九条ねぎだそうです。美味しかったです。ねぎラーメン通の彼が、絶賛です。シャキシャキ、ポリポリ、はまる食感でした。しかし、怖いくらいにすごい量のねぎです。今日の疲れが吹っ飛んだ感じです。