tsubaki_style2008-02-15

お花の小さなポーチには何が入るのでしょう?B君の彼女が気に入ってくれることを願います。学校のほうは三学期の授業もあと少し、6年生は卒業制作の木工、5年生はペンで花や動物を描いて、水彩色鉛筆で彩色。6年の木工も、山を越え、仕上げの段階に入ってきて、私の目の回るような指導も一段落ですが、それにしても、体は私より大きい男子、のこぎりを持ったら、ヘロヘロ、グニャグニャ。「腰が痛い〜」なんてぼやいて・・・情けないよ。「こうやって切るんや。」と私が見本を見せると、集まった男子たち・・・・「ウオー!すげえ!」ほんまに、家で、おとんは何してるん?嘆かわしい。おとんからのこぎりの使い方を教えてもらえない今の子たちにとって、図工は「生きる力」を育てる時間でもあります。いつもはにぎやかな5年生、がさがさ立ち歩きを注意される子も今日は落ち着いて黙々とペンを走らせています。私もしばらく座る時間ができ、子供たちと一緒に花の絵を描きました。いつの時代の子供にも同じ力があり、それを引き出してやれるかやれないか・・・大人の問題です。限られた学校の時数の中で、何が必要で何が無駄なのか、大人があれこれ迷って子供たちが犠牲になるのだけはやめてほしいものです。
文部科学省は今日、主要教科の授業を1割以上増やすことなどを柱にした小中学校の学習指導要領改定案を公表しました。