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バルセロナの市場の中の卵やさんです。ヨーロッパで見かけた食料品店の商品の並べ方は、たいていがこんな感じで、山にして積んでいます。それは、硬い野菜の場合は納得なんですが、イチゴでさえこうして山積みにしていました。下のほうのイチゴはどうなっているのかなあ・・・と心配になりましたが、買って食べてみて納得。日本のイチゴより、はるかに果肉が硬くてしっかりしていたのです。山積みされてもつぶれない硬さでした。でも、上から売っていけば、下のほうの鮮度はどうなるのかなあ。この卵も。パン屋さんもお菓子屋さんのクッキーもひたすら山に積まれていたっけ。その積みかたがきれいなんです。たとえば、菓子パンだったら、断面が外から見えるようにみなこちらに向けてきれいに積んであったり。町の市場は、観光客向けじゃなくてもこんな感じでかわいくセンスが良かったです。お肉屋さんも魚屋さんも。センスがよいというか、ダイナミックで食べることに対するパワーを感じました。卵だって、いろんな形と色があって、楽しい。こちらではイースターに卵を使うから、卵に対する思い入れが日本とはまた違うのでしょう。