tsubaki_style2008-05-09

今日はこのバッグをお渡しする日です。セカンドバッグ、またチャレンジしたいですね。面白かった。しんどい仕事はやりがいがあります。今日はこのバッグをオーダーしてくれた人で、以前同じ学校で働いていた音楽専科の先生が久しぶりに遊びに来てくれました。彼女と一緒につくった音楽会は忘れがたいです。感動の涙があふれ出た音楽会はあれが最初で最後でした。構成から、舞台美術、プログラムまで二人で考え、小学校とは思えない完成度の高いものになりました。主役を務めた6年生も泣いていたなあ。あのころはまだ学校にも社会にもゆとりがあった最後の年だったような気がします。今は時代の流れで仕方ない事ではありますが、経済性を優先したり、あるいは環境問題もあり、芸術面での活動は制約が増えて、その結果伸びやかさがなくなってきています。無駄といわれるものの中に独創性が育つのですが、切り詰めの空気の中、公立学校の中での芸術専科はなかなか厳しいやりくりを強いられています。経済でも、時間でも。