tsubaki_style2008-08-09

ホーチミンで一番安心して、そして、楽しんでお買い物ができたのが、国営百貨店でした。掃除が行き届いて、トイレも日本のスーパーよりきれいかもしれません。一階には宝石や高級品売り場。プジョーの新車も展示していますが、そんなの見ているお客さんはありません。この国で車に乗る人はごくごく限られているからです。このデパートの一番の売りはなんと言っても二階にある日常のいろいろなものがそろうスーパーです。お財布以外のものはすべてロッカーに預けなくては入れない、それも、超無愛想な不機嫌そうな(どの人も)スタッフを介して。それが少々わずらわしいのですが、リーズナブルなお値段と安心がセットになっているのはうれしい限りです。二階、三階には洋服や雑貨、民芸品などの売り場があり、4階には、広大なお土産品売り場があります。そこは最終日に気がついたので、もっと早く気がついていたら、ゆっくりいろんなものが買えたのに・・・。というのも、市場やドンコイ通りにある雑貨店より、案外良心的なお値段で、まともなものが並んでいるからです。そこでこのお皿を買いました。町で見かけてちょっと気になっていた卵の殻を使って螺鈿細工をしたお皿。これはちょっと不思議で目に留まったデザインです。ベトナムでは卵はたいていアヒルのものらしいですが、食べた後は、殻を捨てないで回収してこうやって工芸品に使うそうです。本体は竹製です。真ん中によく見ると、アオザイを着た後ろ向きの女性が二人並んでいます。
ベトナムの女性は骨格が細くて、贅肉もなくて、本当にスタイルがいいです。アオザイを着こなすにはやはりあの体系じゃないと無理かな。