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ベトナム料理は日本人が食べても飽きない味だと思います。私はハーブが大好きなので、特に日本人向けにしていなくても好きです。基本的に動物性の脂がギトギト系が苦手なので、淡白な味付けのベトナム料理は特にいいですねえ。田舎の人たちは水辺に生える空芯菜をいためて食べたり、飼っているアヒルの卵を食べたり、川の魚を釣って食べたりで、豚や牛はめったに食べないそうです。
牛は実際国道沿いの農村で車窓から見ましたが、がりがりに痩せて、あばら骨が見えています。とてもたっぷり肉が取れるとは思えませんでした。肥沃なメコンデルタはベトナムの人の命をつないでいるようです。とにかくお野菜をよく食べるようです。レストランで出てくるものでも、お野菜の量は半端じゃなかったです。ミントもバジルも柔らかくて香りが高かったなあ。
庶民は家に冷蔵庫がないので、ほとんど屋台で外食か、あるいは朝夕市場に買い物に行くそうです。市場ももちろん冷蔵庫がありません。夕方になると鮮度が落ちるので値引きするのはどこの国も一緒かな？豊かじゃない人たちは夕方市場に買出しに行くそうです。

下の写真は市場のおとうふやさんです。日本とそっくりのお豆腐が並んでいます。食用かえるがぶったたかれて、飛んできた以外はほとんど日本の市場と似た雰囲気でした。イタリアやスペインの市場とは香りが違ってアジアでした。