tsubaki_style2008-08-27


カール・ブロスフェルト(Karl Blossfeldt, 1865年)は、ドイツの植物学者、写真家、教師です。彼の植物写真集を買いました。もちろんすべてモノクロの写真はまるで細密デッサンのような美しいトーンです。新芽や花のつぼみ、こんなに面白い形をしているんだ・・・。
色がないだけに余計に形の面白さにはまって見入ってしまいます。

先日、横尾の展覧会に行って、ペン画の奥深さを久しぶりに味わいましたが、こんな美しいモノクロ写真を見ていると、また、デッサンもしたくなります。これって、やはり秋の気配を感じてるから?私ってすごい単純でわかりやすい体質?暑かったころは生きているのだけが精一杯で、何も考えたくなかったし、本を買おうなんて気にもならなかった。こんなだらけた夏休みは今までなかったように思えます。パートナーが個展準備で結構家にいて、三度の食事の準備も今迄で一番多かったかも。そう、ホームセンターか公園くらいしか外出しなかったし、見事に外食もしなかった。何をしたというわけでなく、ばたばたと過ぎた夏休み。さあ、挽回して、本を読もう、絵を描こう。バッグをつくろう。いえ、ちょっと今、面白いことも考えてます。もちろん革でね。
学校も始まってしまいますが、涼しさが応援してくれたら大丈夫。私、夏はほんと、苦手。働くぞ!
今、外は秋の虫が合唱しています。今年は、ヒグラシが鳴き始めるのが遅かったため、昨日もまだヒグラシが鳴いていました。例年なら、お盆を過ぎるとヒグラシは鳴きません。ツクツクボウシとヒグラシが一緒に鳴く、変な夏の終わりです。