tsubaki_style2008-09-17

このところトートバッグをつくることが続いています。今回は艶のない土色系茶色の革に染をしたもので本体をつくり、ワニ型押しの革で持ち手をつくっています。茶系は限りなくいろいろな色の幅があって奥が深いです。艶あり、艶無しでずいぶん表情が変わるし、きめが細かい革は上品に、ラフなテクスチュアの革は野性的に、ワニの型押しや、蛇の型押しになると主張が強くなります。
このバッグも裏はスエード張りです。白いかわいいバッグはレースのコットンで裏をつくるのが好きですが、スエードはいろいろな色があって組み合わせによって雰囲気が変わるのでそれも好きです。中身が滑りにくいのもいいです。どうしてもしたくないのが化学繊維の裏張りです。ラフな表革には、麻やコットンの裏もいいなあと・・・次回はそれでしょうか。