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昨年末の展示会に出したバッグの中から、まだ完成状態をアップしていなかったものを紹介していこうと思います。
今日は、紅の羊のバッグ。
浅草に革を買いに行ったとき、ショーウィンドーで見かけて、一目ぼれしたファーを使いました。派手じゃない赤のクリクリした毛並みがかわいくて、「これで、パーティバッグをつくりたい！」と一目ぼれ。
何枚かあれば買って帰ろうと思ったのですが、この一枚しか在庫がありませんでした。
コレクションの赤いビンテージボタンと、赤い蛇革を合わせてお花を形作りました。ビンテージボタンはまるで甘いドロップのようです。ハート型や、葡萄の形もあります。裏地には、ずいぶん苦労しました。柄物の布を持ってきたかったのですが、柄がうるさくならないように、それでも、裏を返せば、また違う魅力が出るように、パッチワーク用のコットン布を持ってきました。レトロな感じで仕上がりました。
もち手がポイントです。わっかになっています。ちょこんと持つと、キュートです。持つ部分だけ、毛が抜けないように、蛇革で巻いてます。