tsubaki_style2009-06-11

Mさんとの出会いは、昨年末の神戸の展示会でした。
その時は実際にお会いすることはなかったのですが・・・。
たまたま神戸観光に来られていた彼女がふと立ち寄ったビンテージジュエリーショップで開催していたsolusの展示会。その時彼女の目に留まったのが、ゴシックラクーンのファーでした。それは、トアウェストのジュエリークリエイターのAさんがすでに売約をされていました。Mさんは、それに一目ぼれしてくださって、そのことを私にメールしてくださいました。どうしても、忘れられない、夢にまで出た・・・・いただいたメールはかなり長文。クリエイターとして、こんな嬉しいことはないお言葉をいただきました。
その後、春の横浜のイベントに名古屋からわざわざ来てくださって、初めての対面。このバッグのオーダーをいただきました。頑張ってきてよかった。つくづく思います。ものをつくる人間として、つくったものに恋をしてもらえるほど幸せなことはありません。ゴシックラクーンのファーに負けないバッグを作っています。楽しいです。ビンテージレースやボタンを縫いつけて、羽を飾って、ビンテージブローチやチェーンをつけて・・・。
チクチク縫いながら、Mさんとお話したときのことを思い出します。人との出会い、ものとの出会い、そこに篤い思いを込めて、私はつくる人であり続けたいです。