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このお財布をオーダーしてくださったＯさんには、以前羊の毛付きの鮮やかなグリーンの手帳カバーをつくらせていただきました。インパクトのあるあのカバーでは、私の遊び心をフル回転させていただきました。
このお財布の革はお財布にするには激しすぎる？類のもの、かなり質感がごついので、お勧めはできなかったのですが、つくってみると、おもしろい！
あまりに分厚くて留まらない部分の金具を取り寄せたこともあり、今日やっと本当に完成です。
あえて、この革を選ばれ、そして、さらに存在感のある大きなバックルを飾りに選ばれましたＯさんは、ほわーんとした暖かい雰囲気のある方なのですが、こういう大胆なセレクトをされるのが、ふしぎに魅力的。こうして、私はお客様との出会いで、こういうのもありなんだあ・・・と刺激をいただいてもいるのです。
明日は、お札がたっぷり入る「パタパタ巻き巻き財布」をオーダーいただいたＮさんがお財布をお持ち帰りのためにアトリエに来てくださいます。「仕事先の東京から会社のある広島へ戻る途中に寄ります！」との元気なお声。すごいなあ。私にはそんな長距離運転無理です。