tsubaki_style2010-01-24

裏地も革を使い、合成皮革は使わない・・・という合成品嫌いなのですが、どうしても避けられないのは、ボンドを使うことです。裏地を張らないで、一枚仕立てにするのが一番私好みなのですが、ポケットをつけたり、しっかりした仕立てにするには、裏を張ることは必要になってきます。ボンドに関しては、日々勉強しなくてはいけません。使う部位によって、ボンドの種類を変えます。
先日、革と異素材をつけるのに最適なボンドに関して、セメダインの本社に問い合わせをしたら、教えてもらったのが、携帯のデコレーションに使う「パーフェクトデコ」というボンドです。携帯と革にはこれがいいでしょう・・・というので、さっそく、金属と革にも使ってみたら、全く話にならない弱い接着力で、がっかりでした。で、結局、最終手段は、アロンアルファ・プロ用でした。説明書には、革には使えないと書いてありますが、実は結構しっかりつきます。
革と革を強力に着けたい時はゴムのり系の強いものがありますが、作業の仕上がりがきれいなので、革のしなやかさが多少損なわれますが、白ボンドの600などを使います。これは、よく動くベルトなどには向いていません。