私が洋服を買うのはたいていが神戸の三宮か、海岸通か栄町あたりです。そのあたりにはメンズのお店もありますが、どちらかというと、神戸の主流のコンサバかカジュアル系が多いです。我がパートナーは、カジュアル系が似合いません。職業柄、個性的なファッションが多い彼は雰囲気で言えば、まさにテリー伊藤。なんでこんな派手なのが?と思うものがなぜか似合います。
レセプションやパーティに出る機会が多いので、普段着以外はなおさら、カジュアルじゃない方向にまっしぐらです。
今日は、栄町のメンズオンリーのビンテージお洋服やさんに入りました。。8年も前からあるそうですが、メンズオンリーなので、今まで入ったことがなかったのです。今日は珍しくその気になったtsubaki(実はお洒落には疎く、めんどうくさがり)と彼のお洋服探しに歩いていたのですが、表のマヌカンが着ていたパーカーの不思議な刺繍が気になってそのお店に入りました。で、すごいものを見つけました。多分、私じゃなければ買わなかったというか、誰も着てみようとは思わなかっただろう代物です。壁の高いところに飾ってありました。店長さんがLAで仕入れてきたジャケット。多分こんなものに出会うことはもうないだろう・・・といっていたそうですが、たしかに!
1940年ころのジャケットをリメイクしたものがさらに年月を重ねてきたらしく、わざとリメイクでぼろぼろにしてあるのではなく、すそには多分、ねずみのかじった跡!

ボタンがかわいい!

袖にはリボン!

裏地も擦り切れて穴だらけなんだけれど、これは洋服という次元を超えて、アート!
信じられないけれど、tsubakiは似合っていました。
お店の名前はFLAIR