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Ｑさんのバッグの底です
毛付の革は、子牛の毛付革です。
一般的に、市場で「ハラコ」と呼ばれている毛のついた革は、大半が牛や馬の毛付革です。本当の「ハラコ」とは、おなかの中にいた赤ちゃん、もしくは生まれたての赤ちゃんの毛付革です。スベスベした絹のような手触りで、柔らかいのが特徴です。希少なもので、大変高価です。耐久性は弱いほうです。赤ちゃんの革ですから。
一般的に使われている毛付革はハラコより強いです。でも、使っているうちに毛は摺れて取れていきます。自然のものゆえ、それは仕方ないですね。成牛の毛付革は毛も硬くて丈夫なので、じゅうたんのように床に敷いて使っていることも多いです