tsubaki_style2011-07-13

陶芸作家・・・というのがいいのかわかりませんが、陶という手法で表現を続ける三木陽子さん。
彼女がつくる黒い陶器の犬の顔。耳も目もない犬の顔。
土と革というプリミティブな素材を使う二人で今度コラボレーションをしようと考えています。
太古の時代、土を焼いて食器をつくり、獣を狩って肉を食べた後の革を身にまとった人間。現代に生きる二人が同じ土と革という素材をつかって何をするのか。
今夜は三木さんと三宮でゆっくり、作戦会議です。

私は、大半が「使うもの」としての革商品をつくっていますが、実用という要素だけで、私のつくるものを買ってくださるのではありません。それなら、有名なブランドや安定した品質の量産品を買われるでしょう。表現という要素を喜んでくださるお客様。嬉しいことです。日々感性を磨いていきたいです。もちろん、技術もしっかり磨かなくてはいけません。
三木陽子さんとのコラボは表現者としての椿みすずをお見せできるはずです。