tsubaki_style2012-02-13

最近オーダーの仕事が一段落して、色々つくろうと思って集めてきたお気に入りの革でバッグなどをつくっています。私が気に入って買う革は、たいていがややこしい革です。激しい加工、色が落ちる、伸びる、硬い・・・・。手こずる革ほどそそられる。ああ、これって、恋心やね。ややこしい人ほど魅力的。でも、最近は表裏なく穏やかな人がいいけどね。革はそうじゃない。この革、腹が立った。硬くて全くしなやかさがない。縫い目を目打ちで空けたら、裂ける。縫ったら、破れる。何回もやり直し。半日手がかかった。かわいいやっちゃ。勝ったよ。私がね。縫うのはやめて、カシメで留めていくのだ。甘くないぞ。こういう革は裏をつけたくない。でも、裏は汚い。で、黒に加工しました。ゴスな感じになって大成功。可愛くないピンクのバッグです。
今日信頼するHさんとのメールのやり取りで私がつづった言葉です。
「暖かい気持ちを持ちながら鋭い作品をつくります。」つくることが楽しすぎる。何のためにつくっている?つくりたい衝動があるから。そして、人との出会いがあるから。。。。。。。。。