台風がやってくる。でも、今日はハーバーランドオリエンタルホテルで開催中のアートマルシェに行く日。予定を変更して、早い目行動。会場が開く時間に行きました。ホテルの12階のフロアの各お部屋に東京や関西のギャラリーがそれぞれが一押しのアーティストの作品を並べています。関西でのアート市場は冷えているようです。赤丸がついているものはあまりない。陶芸の価格設定の低さには驚き、聞いてはいたけれど。
いつも思う。恋に落ちる。ガーンと頭を殴られたような衝撃が走る、そんな出会いをはぐくむ作品をつくらなくては。相場を考えて価格を設定するのではなく、自信を持って作り出したものの正当な対価を考えなくては・・・・・・・・というのは私の問題でもあります。
今日はそんなマルシェでまさかの一点お買い上げ。

日本刺繍の技法でつくった絹糸のピアスです。帯や着物に用いられる刺繍の技法でこんなモダンなものが出来るのですね。ショートヘアーの片側から、ピアスがまるで髪のように優雅に揺れて下がります。私の好み。。。
これがアートかどうかは別問題として、私は、ギャラリーがアクセサリーやバッグのそれも、もちろんクオリティの高いものを扱うことに大賛成です。たった一つこれだけはお願いしたいのです。クリエイターがつくるものを「雑貨」という言葉でくくらないでください。