開店の人ごみを敬遠されたり、なかなか時間の都合がつかなくて・・・と、まだ梅田阪急に行かれていない方に、すでに売れてしまった商品のご紹介をしていきます。
開店当日の朝に飛んで来てくださったsolusファンのNさんがお買い上げくださったのは、「フェニックスの財布」

私が好きな金属のヴィンテージボタンがアクセントです。かなり大ぶりなボタンです。ここまで大きなメタルボタンはなかなか手に入りません。不死鳥・・・永遠の命・・・お財布にはピッタリの縁起のいいボタンだと思います。革はイタリア製の子牛のワニ型押しで本体をつくりました。牛の毛皮も使っています。すべて手縫いで仕上げました。カード入れ部分も手縫いです。ミシンで縫うと、どうしても針の力が強すぎて、革にあく穴の縁がとがって裂けることもあるので、手縫いの丸みのある針がいいかと思っています。女性用ですが、メンズの香りもして、カッコいいNさんにほんとう、お似合いだと思います。
次に売れたのが、
赤と黒のバッグ」です。

Hさんは、バリバリのキャリアウーマンです。アウトドア派の彼女がこのバッグを選ばれたのははじめは意外な感じがしましたが、このバッグはフェミニンな香りがいっぱいのお洋服に合わすより、カッコいい系のほうが映えそう・というか、都会的な雰囲気のあるバッグなので、快活なHさんのような方にこそぴったりなのです。お客様に選ばれて気がついた新鮮な見え方でした。ファーは、山羊の毛皮。フロントの飾りはパリのクリニャンクールのアンティークショップ、リリエダニエルの地下の倉庫で見つけたデッドストックの古いバックルです。チェーンもヴィンテージ。裏についた大きな黒いボタンもヴィンテージです。バッグの中には衝撃的なレースの縫い取りがあります。かなりセクシーです。大人のバッグです。