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雨が上がって、桜も頑張って持ちこたえたのは、今日の日のため？椿の教え子で、椿のことが大好きで、１５歳のころ我が家に遊びに来たあいちゃん。しっかりものなのに、ちょっと寂しがりやで甘えん坊。美大に行きたいと言いはじめて、やがてアトリエに通い始めるようになりました。美大に行ったあとも遊びに来たり、いつの間にか私にとって娘のような存在になって。。。。あいちゃんは私を有馬の母と呼んでくれています。
いろいろなことを経て、オーストラリアで優しい旦那様と出会い、今は４人の可愛いこどもたちのママです。四年ぶりの再会。三月末から日本縦断の旅をしている幸せいっぱいあいちゃん一家を迎える私はあいにく忙しくて何もして上げられない。そうだ、娘が帰って来るんだし、いつもどおりがいいね。大なべに豚汁をいっぱいつくって、ご飯を炊いて、イカナゴやおやつは柏餅を。こどもたちは白いご飯にイカナゴを乗せて、美味しい美味しいと喜んでくれました。あいちゃんは、とても繊細なデッサンを描く子でした。子育ても一生懸命。座る暇もなくこどもたちに目を配っています。教え子がこうして成長した姿を見せてくれるのは本当に嬉しいです。私にとって、一番の作品と言えるのは、わが息子たち、そして、一番の財産は、あいちゃん初め、今度一緒にイベントをする三木さんたちのような教え子たち、それから、たくさんの仕事仲間や友人たちです。