運命の子。パスザバトンの話です。
今回行った時のこのショーウィンドウから始まった物語

イタリアからニューヨークに渡り、ニューヨークから東京パスザバトンに来て、ショーウインドーから表参道を眺めていたところを、私に見染められたのが、何年も前のことでした。これは、イングリッシュポインターなんですが、ポテトに似てます。通りすがりにチラッと目に入り、そのショーウィンドウの楽しさに引かれて階段を下りて行ったのがパスザバトンとの出会いでもあります。その後、ウェブショップの方で、solusのブランドカードの写真になっているバッグにつけたアンティークバックルや、お洋服、いろいろ買わせていただくようになっています。
のちに、リニューアルした梅田阪急の一階に出店されたパスザバトンの小さなショーケースの真ん中にいたこの子に再会し、まさか、あんなにたくさんの商品があったのに、その中から選ばれて大阪まで来るとは!しかも私が商品を置くようになったこの阪急の中で!と運命的なものを感じました。その後、阪急に行く度、何回も会うことができるようになりました。
だけど、残念なことに阪急からパスザバトンが撤退してしまい、もう会えなくなり、ああ、買えばよかった。と悔やみました。
今回の東京行きでは、この子にまた会えるかも知れないという期待がありました。スタッフにこの話をしたら、そういえば、たしかいましたね・・・と一緒に探してくださいましたが、見つかりません。あきらめかけた時、またまた、私の第六感がビーンと働き始めました。呼ばれるような気がして、初めに見た奥のコーナーの天井近くを見上げたら、いたんです!あごが見えました!見慣れたポインターの細いあご!スタッフの方々を呼んで集ってきてくださって大騒ぎです!いました!いましたねえ!
もちろん、連れて帰りましたよ。

あなたのおうちは今日から、ここ。ポテトと
ノンビリ暮らしましょ。