tsubaki_style2013-07-15

昨日行った海岸通の古着屋、愛園・クラウンマーケットのスタッフ・ごんちゃんがお勧めの本を昨晩アマゾンで買ったら、今日お昼にもう届きました。ごんちゃんに教えてもらったビリー。カニンガムのの映画も最高でしたからね。
読みたいときにすぐ・・・のアマゾンは嬉しい。
私自身、クリエイターとして活動し始めたのが昔で言えば人生50年。。。その節目から。もうすでに若くない。ファッションの第一線で頑張り始めるにはあまりに遅かった。でも、見た目の若さはもう負けてばかりだけれど、感性の若さには自信があった。長い間、寝かせていた?熟成させていた感性が表現できる場所を得たとたん、もう、もどかしいばかりに、どんどんイメージは沸くし、スランプというものには縁がないといっても過言ではないくらい。まだまだ私の旬はこれから!と思っている。
ファッションは大好き。好きなファッションに身を包んでお出かけするのは大好き。でも、鏡に映る自分の顔はどんどん老いているし、顔さえなければ、もっと何でも似合うのになんて、思ってしまうこともある。若いころは良かったなんて、ついつい思う。
誰もが必ず老いる。今私の周りにいる人はみんな平行移動していくのだから、私だけが歳を重ねているわけじゃない。
でも、その老いには大きな幅があると思う。
若さにはさほどの幅はなかったのに。

この本、写真も素晴らしいけれど、モデルの方の言葉も、篤く胸にささります。シワもシミも古木の木肌のように美しく見えるのは、モデルの女性たちの豊かな内面の輝きのせいだろうか。