コンテケースのリメイクを済ませて、このバッグの持ち手をつけました。

持ち手次第でバッグの印象が大きく変るので、結構悩んで時間を使う部分です。ボリューム、長さも重要な要素です。
今回はねじりのかりんとうのようなつくり方ですね。持ち運ぶにしては不安定な要素もありますが、見た目の美しさ重視です。
この本体の革は、蛇のうろこの型押しで、ゴールドの輝きもあって、まるで大蛇のような風貌をかもしだしてくれています。本体の丸い筒状の形は、そう、大蛇の胴体のようなイメージです。
両サイドには、デコパージュをしてつくった、板をつかっています。これは、蝶に見えますが、よく見ると、わかるように、実は美しい蛾です。タマゴの形の板は金色にしました。
カブセにはクロネコのような形のフォックスファーが付いています。その谷間には、かわいい鳥が二羽枝に留まっています。
このバッグのイメージは、私が子どものころから好きだったTIME LIFE社の森や動物の本から来ています。私の原点です。