お客様とメールでやり取りをしながら、オーダーの仕事が進んでいきます。お会いしたことが無いNさんですが、例えばNさんのコレクションのジュエリーの画像を送っていただいたり、solusの作品の中で好きなものをあげていただいたりして、どういうものをおつくりしたらいいのか感覚がつかめていきます。
スケッチや、革やアクセサリーの画像をお送りしていって、だんだん煮詰まってきました。あと少し。選んでいただいた革がハードなテイストなので、それをそのまま心地よくデザインすると、はっきりロックテイストになってしまいがち。でも、Nさんはロックなテイストじゃないんです。パンチが効いたものを求めておられますが、もろロックじゃないんです。そのはずしをどうするか。。。ハードルは高い。
その革、裏を見れば、焼印が面白い。

ナスカの地上絵みたいです。今日は、ああでもない、こうでもないとメールのやり取りをして、ちょっと違う方向に光が見えました。オーダーは、こうして、自分の好みだけで考えないから、自分の思考の幅が広がって楽しいです。ただ、思うようにワクワクするだけが楽しい仕事だと思っていません。自分を苦しめながらも、高みが見えるのが楽しいのです。

深夜に焼きあがった食パン。。。あまりに美味しそうに仕上がったので、バターを塗って食べちゃった。。。幸せ。