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久しぶりにトートバッグをつくっています。
バッグの基本はやっぱりトート。私は少しだけ口に留めがついているものが好きです。ガバッと中身が見えるのがいやだから。肩にかけられることも重要かな。形は少し横長がいい。底は少しマチがあって、トンと置けるのがいい。ストラップは肩に食い込まない柔らかいもの、でも伸びるのはいや。
という感じでつくります。
表はイタリア製の面白いテクスチュアの山羊革。裏は、今回は牛革を使います。黒で。。。。
表に使う革をあえて裏に使う。つまり、普通のバッグの二倍の革を使います。贅沢ですが、裏に合皮はいやなので。長く長く使っていただいても、劣化はしませんよ。
黒い革選びでアトリエはこんな状態。私は決して几帳面ではありません。ものを考える時はこんな感じです。ぶちまけます。整理してものを考えるタイプではないです。
選択肢が乱雑に存在する中で光るもの、つまり私に声を掛けるものを選ぶ。。。それが私のやり方。どばっとあふれさせて、決まったらスキッと片付ける。極端です。