今日は芸大受験の指導をしていたこうちゃんが二人のこども達を連れて遊びに来ました。こうちゃんは大学に受かってからも、おもちゃのデザイナーとして働いていた時も、結婚してからも、時々アトリエに顔を見せにきてくれています。そんなお付き合いのある教え子が何人かいます。女の子はいくつになっても母親のところに帰ってくる・・・そんな感じですね。
こうちゃんは、子育てもとことん頑張って、おうちで造形教育もしているし、家事の手伝いも積極的にこどもにさせています。それはそれは好奇心旺盛で、落ち着いて穏やかな輝く眼をしているこどもたち。ゲームはまだしたことがない。そう、このキラキラ感はそこからなんだろうな。ポテトと遊んで大満足して帰っていきました。優しいお兄ちゃんはいつも妹の手をそっと引いています。ホッとするなあ、この子達を見てると。宮崎駿のアニメを見ているような温かさ。

私は教師という仕事もしてきましたが、こうして、教え子が、自分の手で築き上げた幸せを連れて帰ってきてくれることが何よりの財産を頂いた思いです。もちろん、辛い時も帰ってきてくれます。どんな子も、ふと、帰りたくなる場所、人であり続けたいです。