この財布の名前は「樹影」

太古の森の中、落ち葉の上に落ちる樹の影。
レースはアンティーク。革は姫路のタンナーさんのものです。
今回出展のお財布の価格がバッグより高いことに意外に思われるかたがおられますが、実は、今回のバッグは、素材は高価なものを使っていますが、つくる過程の多さ、かかる時間に関しては、圧倒的に財布の方が上なのです。手に取っていただいたらわかっていただけると思います。全てが手縫い。カードケース部分もファスナーも手縫い。ミシンのように縫い目がほつけてくることがありません。強い糸で一針一針しっかり縫っています。そして、裏に合皮は使っていません。劣化することがないです。つけているボタンは100年近く前のもの。というわけで、納得していただけるのではないでしょうか?お財布も全てが一点もの。人と被ることはありません。お買い物をするときに、誇らしくバッグから取り出してください。世界に一つしかない財布。名前を持つ財布。
明日は最終日です。私は3時半くらいから5時の最終まで店頭におります。