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この時期はキッチン仕事がいそがしい。たった二人の家族だけれど、しかもそのうちの一人はあまり在宅していないし、そんなに要る？って思うけれど、つくる量はあまり減らしにくい。絶対たくさん欲しいのは紅しょうが。これは、お好み焼き、焼きそばに必須。たまにおにぎりにも使う。あ、ゴーヤチャンプルーにもね。それから、らっきょ。カレーの時は福神漬けより外せない。酢が大好きな夫婦なので、らっきょなんか出したらなんぼでも食べてしまうくらい。あとは生姜の甘酢漬け。お寿司を買ってきたら、付いているしょうがは食べない。美味しくないし、中国製なら怖いからなおさら。お口直しにも食べる。果実酒は、甘いお酒がそう好きではないので、頑張ってまでは作らない。けれど、この庭の胡桃でつくるノチーノだけは外せない。なぜなら、美味しいだけでなく、青いくるみがこんな凄い変身するなんて、感動やないですか？もちろん、入れるバニラビーンズやレモンの皮に助けられての美味しさもあるんだろうけど、まるで魔女の媚薬のように漆黒のお酒って素敵すぎて・・・もう食い意地より創作意欲駆り立てられての・・・ですね。
モノつくりって、本当に好きなんです。結果を待つのもワクワク。工程もワクワク。好奇心が強いのは父譲りかなあ。食の関心が強いのは母譲りだし。
ノチーノ仕込み完了。今年は大豊作で大ぶりの胡桃が２３１個も採れました。

聖ジョバンニの日６月２４日につけ込みできて良かったです。本場イタリアではそう決まっているそうな。しかし、深夜に収穫するのが良いって・・・それは無理。