つけ襟のこんなものも仕上がりました。

あとボタンを付けて完成です。この革はイタリア製です。面白い革を探して集めてきましたが、この数年、ほんと、面白い加工のものが減ってきました。ファーもそうです。もちろん私がもっと本格的に仕事をする人なら、というか、量産をかけるなら、業者に面白い加工をさせてつくればいいのです。しかし、それはロット数が最低でも50や100からなんです。人と被りたくない、オンリーワンなものを創りだすのがsolusなのでそれはできない。なので、今の一生懸命素材を収集するスタイルで頑張ります。この冬のファーコレクションは二年前の単独イベント後から集めてきたファーを使って仕上げます。かなり魅力的なティペットができるはずです。裏に使うアンティークレースや布も集め続けてきました。私の仕事の半分は素材集め。集めた素材は惜しげなく作品化していきます。そこが人を惹きつける力だと確信しています。