tsubaki_style2015-11-13

今日は、新長田まで地下鉄で行ってきました。有馬温泉から新長田までって、たった36分で行けるんです。びっくりポンですよね。ただ、その運賃、片道990円というのもびっくりポンですが。クロちゃんを誘って麦さんの参加している「下町芸術祭」を見に行ってきたのです。
不思議な体験でした。どう読んでいいのかもわからず、「いたじゅく」って読んで笑われた板宿。25歳で結婚していきなり須磨区民になり、よく買い物に通った街、新長田、板宿が、震災で様変わり。今その街を一緒に歩くのは、不思議な縁で繫ったクロちゃん。クロちゃんの実家は震災で全焼してしまって、その写真が今日、芸術祭の会場である元ふたば小学校にある震災復興記録の写真コーナーに有りました。クロちゃんにはつらすぎる写真との対面でした。そして、京都芸大受験時代の恩師中島一平さんの作品の前に、今の仕事仲間の麦さんと立つ。長い時間は今の幸せな時間につながっている。生かされていることに感謝。あらためて。
写真は一平先生の作品です。今日も会えませんでした。厳しかったけれど、メガネの奥の目が優しかった一平先生。