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昨日のバッグのお直し、今日もまだ仕上がっていません。やはり時間がかかる仕事でした。コーチが５００００円と言われたのは妥当やと思いました。私の読みが甘かっただけで、お客様から安く出直して欲しいとは言われていないのです。自分もそんな修理代なら出したくないなあとおもいました。いつも私はお客様の方に立って考えてしまう。だから、自分がつくるものにも価格をつけるのが苦手。今回、この修理の件で一番私を動かしたものは、やはり、どんな趣味のものであれ（ごめんなさい。わたしはコーチは好きではないです）、バッグ、革に対する愛やと思います。例えて言えば、運ばれてきた経緯に関係なく、怪我した犬が病院にきたら、なんとかしてやりたくなる獣医です。人が良いと言われるし、実は気弱やとも言われますが、否定はしません。でも、一番の動機はそんなんかなあ。しんどい仕事になりましたが、うまく仕上がって、ご本人にまたよろこんで使っていただけるようになれば、革を愛する、バッグが大好きなわたしは幸せなのです。今日は頑張ったけれど続きは明日へ。しつこいですが、修理は受けませんよ。笑。今回たまたまです。。。。