tsubaki_style2017-06-11

今日は岐阜県立美術館で開催中の「身体のゆくえ」展に滑り込みで行ってきました。
高校二年生から二年間芸大受験指導をしていた三木陽子さん、私にとっては愛弟子であり、今は仕事の良き仲間・・・が国内外800名近い応募者の中から選ばれた十五人のうちの一人として展示をしていました。
今までよりさらに陶の質感がクールな仕上がりになっていました。冷たくもなく温かくもない質感、かすかに虚脱したような手の表現に、新たな可能性を感じました。力を込めないことに対する評価はそれぞれだろうけれど、力いっぱいから始まった三木陽子の世界が、少し別方向にずれたのを見たのは嬉しかった私です。三木さん、やっぱり信念を貫いてきて間違いなかったよ。この展覧会に出たことが新しいステップになるはず。今年もまた二人展しようか?次は思いっきりクールでかっこいいのをね