兵庫県立美術館で開催中の「ベルギー奇想の系譜展」に行ってきました。

ブリューゲル、ボスが前面に出てコマーシャルされていましたが、ベルギーの奇想と言われるブリューゲルから現代美術に至るまでの各時代の作品が集められていて、なかなか見応えありました。奇想という言葉、あまり乱用されるのは好きではない。妖怪や奇想というと面白そうで集客しやすいようですが、最近国芳若冲、などなど奇想としてアピールするのは如何なものかとは思っています。
ブリューゲル、ボスが大好きな私ですが、今日はルーベンスの版画が強烈にインパクトがあって、ルーベンスを改めて見直してみたくなりました。そして、あまり有名ではない現代の作家パトリックファンカーケンブルフの一点の絵に惹かれました。彼のことをもっと知りたいと思います。久しぶりの美術展、人の多い最終に近い日曜日に行ったことは失敗でしたが、いい時間を過ごせました。最近何か買いたいという欲がどんどんなくなり、知ること心に響くことの体験をもっと積みたいですね。ものは少なく暮らしたい。頭と心にはもっともっと知りたいこと感じたいことを積んでいきたい。