tsubaki_style2018-05-13


母は我が子が何歳になっても、こどもが好きなものをつくりたい。昨晩突然長男が東京から帰ってきました。いつものように大阪で仕事なのかなと思っていたら、「いや、GWに帰ってなかったから」って。やさしいね。転勤でバタバタでまだ冷蔵庫も買えてないし、片付けもできてないらしいのに、貴重な休みに顔出してくれた。うんうん。わかるよ。母があのことですごく心を痛めてるのをわかっているんだよね。以前は一年も帰ってこないのが当たり前だったしね。母として一日過ごしたのが嬉しかった。ありがとう。帰ったからって、ただ三食私が作るご飯を食べてひたすら寝て、あとはずっとパソコンで仕事。でもいてくれてありがとう。
そんな母の日に思う
先日ある年配の政治家が、いつも結婚式に呼ばれたら祝辞で話すことだと得意そうに言ってました。
「結婚した女性は最低でも三人は子供を産んでほしい。子供を産むかどうかわからないという若い女性には私、言うのです。あなたが年をとって、入る老人ホームは人の子供が払った税金でつくられてるんですよ。いいのですか?」
とか言う内容でしたね。記憶が間違っていたらごめんなさい。しかし、びっくりしましたね。それを言われた女性はどれだけショックでしょうね。いやいや、それはあまりに短絡的な発想ですよね。こどもを産んでない人も税金払ってます。結婚しないでも、子供産まないでも、その方が老いた時までにちゃんとそれなりの税金は払ってるでしょう。酷い事言いますよね。少子化を憂えて一生懸命らしいですね、その政治家。少子化問題って、ただ、女性に産め!産んでくれ!といって解決はしませんよね。私が産んだ頃にはなかった子ども手当とかいうばらまきをしても解決はしませんよね。
なぜ産めないのか、根本的な問題は社会にあるのに、女性に責任を押し付けるのは冗談じゃない。そして、単に子供の数さえ増えたら社会は安泰なんですかね?その子どもたちが必ず20年後に就職して税金や保険金を払っていける保証はありませんよね。
結婚しない、できない、子供が持てない、持つ勇気がない。色々。若い人の気持ち。それ以外にも、結婚して子供を育てて、、じゃない、いろんな生き方もありなんじゃない?って考える人もいる。多様な生き方が認められて、それでも経済的に成り立つ国であってほしい。子供をたくさん産むことだけが解決策じゃない
母になるのは人それぞれ。